ありがとう さようなら オオハラホール 横浜稲グリ、閉館に伴い練習場移転

横浜稲門グリークラブが活動の拠点にしてきたオオハラホールが来年3月末をもって閉館することになりました。故大原正實先輩(S 29卒)が横浜市戸部の地に自社ビルを建設する際、かねてから念願であった「自社ビルでワセグリのハーモニーを」を実現すべく、オオハラホールを1999年に開設されました。翌年の8月に「オオハラホールでハモりませんか」という案内が、故大原会長から神奈川県在住のワセグリOB(S 27~ 40卒)に送られました。それに呼応して9月に16名の有志がオオハラホールに集まり、ここを拠点に発足したのが横浜稲グリの始まりです。
2001年10月には念願の演奏会をオオハラホールで開催し、100名を超える観客を迎えました。翌々年も第2回定期演奏会を同ホールで開催し、横浜稲グリも演奏会を開催できる実力を備えるに至りました。残念なことに、04年9月に大原会長が72歳で急逝され、団員一同、驚きとともに悲しみに打ちひしがれました。幸い、遺族のご厚意により、引き続き練習会場として毎週金曜日の夕刻に使用させていただき、安住の住み家として現在に至ったわけです。毎月1度の飲み会は「オオハラバー」と称して、ホールロビーを使わさせていただき、近くのお店から酒やつまみを原価で調達し、時には故大原先輩の佳子夫人の手料理に練習後のひとときを楽しみました。
今後の練習会場はオオハラホールから、近くのこじんまりしたピアノのレッスン場を紹介していただき、広さは今の4分の1ぐらいになるものの、我々30名足らずの合唱団には最適と判断して、今年9月から移転することにしました。

移転先は「ボヌールサロン」(横浜市西区戸部本町15―2、電話:045- 312-7314)

今後の連絡は、練習会場では受け付けられません。代表幹事北村勝昭(電話:046- 875- 4821、メール:am6k- ktmr@ asahi- net. or.jp)までお願いします。

(中澤亨・S 39卒)

オオハラホールでピアノを囲んで最後のハモリ
ホールロビーでの月1回のオオハラバー