第3回オールワセグリフェスティバル 世代超え 513人集い歌う 創立110周年を盛大に祝う

5年に1度のグリーメンの祭典、第3回オールワセグリフェスティバル(AWF)が10月21日、東京・青砥のかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催された。500人を超すOB、現役部員が参加して、世代別のステージ、全体合唱で歌い、交流を深めながら、今年迎えたワセグリ創立110周年を盛大に祝った。

AWFには幅広い世代のOBが438人、現役75人の計513人が参加。OB会の柿沼郭会長(S53卒)と道浦俊彦さん(S59卒)の司会進行で開会した。
出演者を代表して、最年長の澤登典夫さん(89歳、S27卒)と最年少の村上元基さん(18歳、現役1年)が宣誓。早稲田大学校歌とクラブソング「輝く太陽」を、田中渉さん(現役3年)の指揮で、全員がステージと2階客席に分かれて合唱した。
この後、OBが8グループに分かれた世代別演奏に移り、第1グループ(S27~43卒)は山本健二さん(S31卒)の指揮で、磯部俶先生の作品4曲を歌った。第2グループ(S44~50年)は男声合唱組曲「雨」(多田武彦作曲)を複数の指揮者で演奏するなど、各グループがそれぞれの思い出の歌を披露した。
最後に登場した現役グリーは、10年前の創立100周年の際に歌手の小田和正さんに委嘱した「この道を行く」、12月3日の第65回定期演奏会で演奏する「カウボーイ・ポップ」(信長貴富作曲)の「ヒスイ」などを重厚なハーモニーで歌い上げた。
そして再び全員で「遥かな友に」「早稲田の栄光」を合唱してフィナーレ。歌の祭典は聴衆から温かく大きな拍手をいただきながら終演した。

AWFで宣誓

 

AWFの全員合唱