オールワセグリ会、新OB・現役新体制の門出祝う

早稲田大学グリークラブOB会は1月8日、新春恒例のオールワセグリ会を東京・早稲田の大隈ガーデンハウスで開いた。約130人のOB、現役部員が参加し、現役活動を終えたばかりの新OBの新たな門出を祝福しながら、歌で交流を深めた。
オールワセグリ会には、OB70人、新OB18人、現役37人が出席。石川了さん(S61卒)の司会で開会した。柿沼郭会長(S53卒)はあいさつで、「フレッシュマンが活躍する組織は活力、活気がある」と、代替わりした現役を激励しながら、新OBら若い世代にOB会活動への参加を呼びかけた。
OB会から新OBに一人ずつ愛唱曲集や早稲田ネクタイなどの記念品を贈呈。新OBを代表して、後藤貴央さん(前部長)が「1年間、目の前の演奏会に取り組んで、皆様に楽しい時間を提供できたと思う」とあいさつした。新部長の上本孝志郎さん(新4年)は司会者に促され、「上の代を超えます」と力強く? 宣言した。
世代別の歌合戦と全体合唱では、現役グリーの各年次が力強い歌声を披露。OBも今年90歳を迎える指揮者、81歳の名ソリスト、父子共演など名演・珍演が相次いだ。最後は小林昌司さん(H29卒)指揮で、「早稲田の栄光」を出席者全員が肩を組んで歌い上げ、大団円となった。