「あ・かぺら60s」 24年半の活動に幕

2006年2月の稲門グリークラブ演奏会に出演した際のゲネプロ(紀尾井ホール)

「あ・かぺら60s(シクスティーズ=60歳代) 」が 2018年末、24年半の活動に幕をおろした。
1994年4月の「華の(昭和)32年」同期会の2次会で、宇野義弘、吉沢隆志、草間康昌、宮尾吉信の4人が披露した「 Old Virginny」が嚆矢となり、絶唱を抑えて美しいハーモニーで音楽の流れを作る合唱団が誕生した。スタートメンバーは同期で先の4人と新屋敷恪哉、吉田公承、京須健男、上田恭之、鈴木良男、神永明彌の10人で、後に村田充が加わった。
エール大学カレッジソング「Whiffenpoof  Song」を手始めに、ロバートショウ、バーバーショップ、日本の懐かしい歌、欧米の民謡・宗教曲など2、3分の短い曲をレパートリーにして行った。月1回しか集まれなかったが、97年10月に第1回コンサートを開催した。第2回2000年、第3回09年の演奏会で、延べ約1300人が来場した。

2009年の第3回コンサートのチラシ

第2回コンサートには、新屋敷の長男、昇さん(S62卒)がシンセサイザーとギターで参加した。なお、「Whiffenpoof Song」は、団の十八番で主要な演奏会で必ず演奏している。
演奏会に寄せられたアンケート。「流石早大グリーのOB、格調高く上品、がなる人も無く、美しくソフトで心地良い合唱に感動した」と総じて好評だった。
24年半の間に東京男声合唱協会の演奏会に2回特別出演し、稲門グリー、横浜稲グリ、東京都男声合唱フェスティバル、SNF21、3カ所の老人介護施設で合唱を披露してきた。(YouTubeに98年の演奏をアップロードした https://youtu.be/3AcseHqLOGg)
このほかの参加メンバーは稲田弘、諸葛泰次郎、藤森正敏(以上S32卒)、宮沢正安(S33卒)、木下協(S34卒)、石原祥弘、村主一彦(以上S35卒)、鉅鹿明弘、白井猛(以上S38卒)、佐藤隆一(S41卒)。美野輪英二(S43卒)、阿部滋(S57卒)。ともに楽しんできた諸兄に敬意を表します。至福の集まりに感謝。
宇野義弘(S32卒)