OBM2019  バーバーショップに挑戦~若手増え、よりエネルギッシュに

早稲田大学グリークラブOBメンバーズ(OBM)は1月27日、2019コンサートをティアラこうとうで開いた。19世紀に米国で盛んになった無伴奏四部合唱「バーバーショップ」に挑戦、カルテット演奏やダンシングチームの踊りも披露して観客を楽しませた。

1ステ:川元啓司さん(S56卒)指揮で「編集者自らが選んだGlee Club Album Next 選」

第1ステージは、カワイ出版の「グリークラブアルバムNEXT」から、前編集長の川元啓司さん(S56卒)の選曲・指揮で、ワセグリが初演した「酒頌」「帆船の子」や「こころようたえ」「鷗」を演奏。第2ステージは東松寛之さん(H24卒)の指揮、仲光甫氏(慶應ワグネルH16卒)の司会で、バーバーショップを振付もつけて歌った。

2ステ:東松寛之さん(H24卒)指揮で「TICKET TO THE BARBERSHOP CHORUS SHOW!」

 

第3ステージは昨年8月のOB六連に続き、「IN TERRA PAX 地に平和を」を、松井慶太氏の指揮、北野悠美さんのピアノで演奏し、アンコールで「カリンカ」を歌った。
今回は平成20年卒以降の若手も多く参加して、よりエネルギッシュで刺激的な演奏会となった。

3ステ:松井慶太氏指揮、北野悠美さんピアノで「IN TERRA PAX 地に平和を」
アンコールに「カリンカ」を演奏

【OBM オンステメンバー】(数字は卒年、S=昭和、H=平成)

Top Tenor
斎藤 利美 S45、日和佐省一 S46、坂田 耕治 S55、荒川 勝男 S57、金子  真 S57、平田 耕造 S57、沼野 光重 S59、三好  駿 H23、伊藤 智彦 H27、田中 湧也 H27、
Second Tenor
井上 靖夫 S56、川元 啓司 S56、山本 正洋 S57、田中 規之 S61、束原 浩二 S61、伊藤 直久 S62、魚住 明広 H01、山内 隆史 H03、近田 修一 H06、鈴木 秀和 H23、山崎 達也 H24
Baritone
佐久間裕一 S49、大部 孝広 S54、川窪  洋 S56、菊地 隆一 S56、平賀 英彦 S56、近藤 剛広 S60、佐久間宰士 S63、津久井竜一 H01、西澤 知彦 H01、松井 修平 H02、村上 政道 H03、濱野 将廉 H14、東松 寛之 H24、香川  駿 H27、新美 髙太 H27
Bass
福島  敬 S55、山崎  哲 S56、森田 昌宏 S57、小林 幹郎 S60、尾崎 宏彦 S61、鈴木 健司 H02、三浦  信 H06、田尻 大樹 H23、内村 駿介 H24、望月  俊 H24、勝田 啓一 H27、阿久津拓也 H29

演奏・若返り ともに成果~歌唱スタイルやダンスに苦闘

代表幹事  松井修平(H02卒

大坂なおみが全豪オープンテニスを制覇した翌日の1月27日に開催した演奏会は、インフルエンザが猛威を振るう中、日頃の節制(アルコール消毒?)のおかげか、48人全員がオンステすることができました。
1999年のシンガポール演奏旅行を起点とする当団も今年で20年。今回の課題を「若返り」とし、団員の声の再整備、平成卒世代のリクルートをテーマにプログラムを編成しました。
第1ステージは「グリークラブアルバムNEXT」の編集者、川元啓司さんが自ら選曲、指揮した前代未聞のプログラム。山内隆史さん(H03卒)との微妙に噛み合わない?トークに爆笑も起き、熱い指揮で7曲を演奏しました。
続いて、若手有望株の東松寛之さんの指揮でバーバーショップに挑戦。カルテットありダンスありのバラエティー豊かなステージ。初めての歌唱スタイル、我々が苦手な自然な発声が求められ、「面白いけど大変」とのボヤキが漏れるも、世界チャンピオンのロジャー・ロスさん、司会を務めた仲光甫さんの指導を受けて研鑽を重ねました。
私は同期の鈴木健司さん(H02卒)とダンス隊に入隊。肥満から流行のUSAステップで膝を痛めつつも新美高太さん(H27卒)らの指導で何とか形に?
最後は80年代以降のワセグリの〝共通言語〟といえる荻久保和明作品の「IN TERRA PAX」。OB六連に続いての演奏でしたが、新メンバーが加わり「らしい」演奏ができたのでは、と自負しています。
メンバーの半数近くが平成卒と、若返りにも成果を出すことができました。平成、さらに次の世代が積極的に参加できるよう、今後も団を運営していきます。

ステージの興奮を持ち込んで盛り上がった打ち上げ
締めのあいさつをする松井修平代表幹事(H02卒)