オールワセグリ会2019 約120人が集い歌う

 

早稲田大学グリークラブOB会は1月14日、新春恒例のオールワセグリ会を東京・早稲田の大隈ガーデンハウスで開いた。約120人のOB、現役部員が出席し、歌で交流を深めた。

横野奏士郎さん(新4年)指揮の「輝く太陽」で乾杯

平成最後のオールワセグリ会には、OB75人、新OB9人、現役32人が出席。石川了さん(S61卒)の司会で開会した。柿沼郭会長(S53卒)はあいさつで、「昨年の定演は素晴らしかった。今年も現役の9月の上海演奏旅行などを支援していきたい。初めての曲を歌うOB四連にも、多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけた。
OB会から新OBに愛唱曲集や早稲田ネクタイなどの記念品を贈呈。新OBを代表して、田中渉さん(前学生指揮者)が「この1年間、東西南北の色々な音楽に触れることができた。皆様のお蔭で、仕事納めの日の定演も会場をほぼ満員にできた」とあいさつした。

記念品を渡された新OB

新部長の澤田和希さん(新4年)は「今年は上海や九州の演奏旅行、ペンシルベニア大学との交歓演奏会など精力的に活動していく」と話した。
学年・卒年別の歌合戦では現役グリーの各年次が力強い歌声を披露。

恒例のエール交歓、胴上げ

全体合唱は最年長90歳の澤登典夫さん(S27卒)指揮の「U Boj」で始まり、「紺碧の空」「ひかる青雲」「遥かな友に」と演奏。最後は最年少OBの中島龍之介さん(H30卒)の指揮で「早稲田の栄光」を全員が肩を組んで歌って締めくくった。

出席者全員で記念撮影

このあと「遥友をもう一度歌おう」と、1951年の初演メンバーの澤登さんから提案があり、全員で再び合唱した。レジェンドの指揮による「遥友」に、出席者には目を潤ませる人もいた。

「遥かな友に」を、初演メンバーの澤登典夫さん(S27卒)の指揮で歌って閉会した