【OB四連に向けて】相澤先生 第4回練習~栗原、大藤先生が激励

稲門グリークラブは7月6日、相澤直人先生による男声合唱組曲「僕の愛 あなたの夢」の4回目の練習をした。作詞者の栗原寛先生、作曲者の大藤史(おおとう・ふみ)先生が練習場を訪れ、編曲・ピアノの森田花央里先生とともに、曲作りについて多くのアドバイスをしていただいた。この日、3曲目の「夜の海の円舞曲」のソロのオーディションを行い、手を挙げた11人の中から4人に絞り込んだ。

(右から)栗原先生、大藤先生を迎えて、アンサンブルを確認した

相澤先生は「エモく(エモーショナルに)歌ってください」と3曲目から練習に入り、「『はるか』で(声を)張るか?」とダジャレを交えながら、「重くならないで、前に進んでいこう」「関西の巨大な合唱団に、大声で立ち向かわないように」と柔らかいハーモニーの曲想を吹き込んでいった。

タンバリンで相澤先生にも稽古をつける森田先生㊧

この日も森田先生の歌唱指導が〝全開〟。2曲目の「約束の空へ」ではタンバリンを取り出して、実演しながら裏拍のリズムをメンバーに叩き込んだ。「ジャズのスウィングの感覚で、音程が上がり切らない方がセクシーに聴こえる」「スタッカートも湿っている方がいい」「宇宙戦艦ヤマトのように歌わないで」と、皆を笑わせながら練習を引っ張った。全体では「歌詞によって、『一緒に歩いてゆこう』など相手に向かっているもの、『手を握り返す』など自分に向かっているものを歌い分ければ、メリハリが出てくる」とアドバイスした。

練習を笑顔で見守る(左から)大藤先生、栗原先生

練習後、作詞の栗原先生は「とても幸せな時間を過ごさせていただきました。本番では相澤、森田先生によってさらに磨きがかかることを期待しています」とあいさつ。作曲の大藤先生は「本番では、お客様と皆さんがドキドキした気持ちを共有できるように仕上げてください」と激励してくださった。