いそべとし男声合唱団は2018年11月18日、ティアラこうとう大ホールで、創立45周年記念演奏会を開催しました。いそべ男声は磯部俶大先輩(S17卒)の呼びかけによりワセグリOBで結成され、OB以外も加わってここまで続いてきました。
現在、指揮者は須賀敬一さん(S30卒)、ピアノは永井博子氏。今回、グリーOBは澤登典夫(S27卒)、河合隆一、田邉喜三郎、長田茂(以上S30卒)、秋永基(S31卒)、長島義隆(S32卒)、石原祥弘、板垣滋(以上S35卒)、児玉昌久(S37卒)が出演。村岡昭一郎(S30卒)は体調不良のためアンコールのみオンステ、大澤寛之(S32卒)は客席での参加となった。
さらに友好を深めている須賀さん指導の大阪メールクワイアーから10名参加して、合計41名の陣容で演奏しました。
演奏曲目は組曲「野分」(髙田三郎作曲)、「いそべとし 子どもの世界」7曲、「中島みゆきの世界」5曲、「いそべとしの抒情」8曲の4ステージ。
今までにない幅広い表現を要求される4ステージでしたが、中島みゆきの曲を新鮮に歌うなど、高齢の団員は4ステの長丁場を頑張り通しました。なお、中島みゆきステージの指揮は須賀さんの弟子の横田清文氏、編曲・ピアノは加藤崇子氏でした。
聴衆からは「皆様方の人生が静かに湛えられている歌声」「日本語の語感や言葉をとても大切に扱われていた」などの感想が寄せられ、団員一同噛みしめています。
演奏を終えて、須賀さんの米寿を祝う花束、稲穂のリースの贈呈があり、会場から大きな拍手が起こりました。アンコールに「ふるさと」「時無草」「遥かな友に」を歌って終演しました。
河合隆一(S30卒)