OB会は1月9日、オールワセグリ会に先立ち、2017年度総会を早稲田奉仕園で開いた。
役員人事で柿沼郭会長(S53卒)ら23人の役員・幹事を再任、幹事5人を新任した。新たに広報委員会を設置し、今年から「稲グリ新聞」の発行を現行の年3回から年4回に増やし、OB会のウェブサイトも刷新するなどの活動計画を了承した。
総会には54人が出席。前澤勝さん(S42卒)を議長に選出して、16年度の活動・決算報告、役員人事、新年度の活動計画・予算案を審議し、いずれも承認した。
16年度決算は収入272万3千円で、支出は249万7千円。17年度予算案は5年ぶりのオールワセグリフェスティバル開催、OB会名簿の改訂に伴い、収入は前年度実績比3%増の280万円、支出は26%増の315万円を見込んでいる。
柿沼会長はあいさつで、「基盤整備と人材の発掘・登用の2つの柱を軸に活動を進めたい」と強調。今まで個人に頼ってきた活動を組織で対応する仕組みを作り、平成世代の人材を積極的に幹事会に引き入れていく考えを示した。さらに「長年の懸案である会費納入問題にも向き合っていきたい」とも述べた。議題の審議の後、広報委員会から稲グリ新聞とOB会サイトの改革案を説明した。
出席者からは「OB会の定義付けをきちんとしてほしい」「会費納入者をもっと増やす必要がある」「新聞などの情報提供は、会費納入者と未納者で差をつけるべきではないか」などの発言があった。