S41卒の同期会「宴想会」が4月15日(土)、講道館地下1階「Jbien」で開催され、18名(Top4名、Sec.5名、Bari.5名、Bass4名)が集結した。
51年前、当時の学生運動の影響で、送別演奏会や卒業式ができずに「都の西北」を去るに際し、我々は同期会を「宴想会」と命名した。我々の淡い想いは後年、後輩諸兄の琴線をかき鳴らし、絆を強固に編み直して、1995年に「30年目の送別演奏会」が開催された。グリー史上稀有な幸せ者たちの会である。
さて、毎年恒例の会は、物故者への黙とうの後、歌に始まり、歌でお開きとなる。そこに欠かせないのが指揮者である。今回は指揮者・阿部良行が仕事の都合で欠席。しかし日野市民合唱団や出身高校、昭和高校OB合唱団の山口隆久、横浜稲グリの吉村幹郎、そして宴会専任の〝割り箸指揮者〟が複数名存在する指揮者に恵まれた同期会である。交わす会話は広範で深化し、しかもより哲学的なものになってきた。加齢と共に知的レベルが高まる?一方、体力及び身体機能レベルの低下に悩む者も多く、著しい変化だ。欠席した神父の麦野賦は「いつか必ず出席する。皆の幸せを祈っている!」と力強く篤い思いを鹿児島から寄せてくれた。感謝である。
建学の父、大隈重信先生は人生125歳説を唱えた。今年75歳の我々には丁度あと50年残されている。仲間と共に元気で全うしたいものである。
God be with you and See you, again! 文責:佐藤隆一