《現役グリー情報》新人勧誘 チラシ刷新、チーム力で成果

2018年度の新人勧誘活動のテーマは「革新」でした。新勧活動は新たな団員を確保し、団の規模を維持、拡大させることが第一の目標ではありますが、3年生にとっては団の運営に本格的にかかわる最初の一歩でもあります。今年度は新入生を多く入れることはもちろん、団員に「気持ち良くやり切った」と思ってもらえる活動を心がけました。
昨年10月、当時の1、2年生有志で「新歓会議」というプロジェクトチームを結成しました。そこで出た30ほどの提案の中から、(1)団員の中にも拒否反応を示す向きがあったグリージャンパーの廃止、新ユニフォームの作成(2)カラーチラシの作成――の2点を中心に実行に移しました。
チラシ(上)は普段の練習をテーマにして、サブの練習部門を並べ、熱いが泥臭くはない、溌剌とした雰囲気を出せたと思います。チラシ(下)は演奏会をイメージし、校歌を背負う誇り、ステージへ歩み出す瞬間に胸に沸き立つ高揚感を表現しました。制作中に数多のトラブルに見舞われ、一時は中止も考えたほどですが、無事に配布にこぎ着け、安堵しています。
これまで学内マネージャーだけで企画していたために、手が届かなかった細かい点まで配慮できたと思います。活動は有志メンバーが中心となって行い、学内マネはあくまで統括として進捗確認、補助に徹しました。何よりもF練(フレッシュマン練習)の中心メンバーとなる2、3年生が自覚を持って活動に臨めたことが最大の収穫でした。
また、部員の授業の空き時間などによって当番を決めて勧誘を担当するシフト制を導入し、これまで不定期に行っていたゲリラライブを計画的に実施できました。このように、以前より取り組みたかったことに力を注げた新勧活動となりました。
4月6日の新歓コンサートには63名の新入生が来場し、ここ数年で最大の人数となりました。現在、F練には20人ほどが参加しています。夏合宿を経て、12月28日の定期演奏会に1人でも多くの新入生がオンステできるよう、これからも頑張っていきます。

北川喜槻、山崎隼弥(3年・学内マネ)、柳沼篤大(3年・内政マネ)