倶楽部グリーは9月1日、広島市の広島県民文化センターホール(530席)で開かれた地元合唱団などとのジョイントコンサートに出演した。
発端は倶楽部グリーの初代ピアニストの恩田佳奈さんが広島出身で、姉で同じピアニストの絵美さん、92歳の祖母、中田幸子さんが35年以上指導している2つの女声合唱団「コーラス♡リーベ」「クール・アミ」とのジョイントを打診された。もちろん快諾し、実行委員会を結成して、広島市の中心地の会場を予約した。
後援をお願いしたいと思っていた広島稲門会は幸い、グリー同期の神出亨さん(S43卒、中電工会長)が前会長で、半年前に中電工の会長室を訪ねて後援を依頼。広島稲門会の絶大な支援協力を得て、準備が進んだ。
本番は、恩田姉妹のピアノデュオ、各合唱団、合同演奏の6ステージ構成。倶楽部グリーは「懐かしのアメリカン・オールディーズ」、ポップス曲集「やるせない男の歌」の2ステージを受け持ち、合同の混声合唱では「花は咲く」「遥かな友に」を歌って、会場いっぱいのお客様に喜んでいただいた。終演後はメルパルク広島で打ち上げをして、参加者全員で合唱の競演をした。
最後に、恩田佳奈さんに届いたファンの声を紹介したい。
「音楽家の孫2人と共演のお祖母様、舞台衣裳を縫われたお母様はお幸せ。素晴らしいグリーの演奏を聴けたお客様も幸せ。平均年齢75歳の早稲田グリーOBはバランス、響き、リズム……どれも素敵。この年齢のテノール、シビれる〜 。少なくともソロの4人によろめきました(笑)」
内山守太(S43卒)