倶楽部グリー、米クロコと共演

毎年恒例となった倶楽部グリーと米ハーバード大学クロコディロスとのジョイント・コンサートが6月28日、東京・池袋の帝京平成大学冲永記念ホールで開催された。例年は日曜日の昼に行われるコンサートは今回、平日の夜となり、来場者が少ないのではないかと懸念されたが、1階はほぼ満席で安心した。
今年の演奏曲は指揮者、丸山はるお(S42卒)の「My Favorite Song」と題して、「ルビーの指輪」「昔きいたシャンソン」「Carpenters Medley」「シクラメンのかほり」「もしもピアノが弾けたなら」「五月のバラ」を演奏。アンコールには「チャンピオン」を歌った。
丸山の選曲は儚い恋の思いを遂げることができない寂しい男の歌が多い。それは若き日の自らの経験によるものか、単にそういう歌が好きなのか、謎である。
冒頭からハプニングがあった。丸山指揮者が颯爽と入場し、いざ歌わんといった瞬間に譜面台が2度にわたって倒れた。でも倒れたのが足腰の弱っている指揮者でなくて良かった。
思わぬハプニングに、綾小路きみまろより面白いと評判のMC、南方昭彦(S45卒)が何も話さないうちに会場は大爆笑。合唱の出来栄えはともかく、今回もお客様には好評であった。

倶楽部グリーのステージ

村上雄二郎(S45卒)