オールワセグリ新年会 現役・OB120人が交歓

早稲田大学グリークラブOB会は1月11日、新春恒例のオールワセグリ新年会を早稲田キャンパスの大隈ガーデンハウスで開いた。約120人のOB、現役部員が参加して、交流を深めた。

参加者全員で記念撮影

令和になって最初の新年会には、OB72人、新OB14人、現役36人が出席。石川了さん(S61卒)の司会で開会した。

OB会の柿沼郭会長(S53卒)はあいさつで、「昨年、現役は上海演奏旅行を行い、12月の定期演奏会も見事な演奏だった。今年は現役とOBのさらに良い関係をつくりたい。昨年に設立した現役支援委員会の活動を本格化させ、定例の会合を持つなど、接点を接線、接面へと広げていきたい」と述べた。

クラブソング「輝く太陽」を歌って乾杯

学生指揮者の床坊太郎さん(新4年)の指揮で、クラブソング「輝く太陽」を歌って乾杯。新部長の田爪創太朗さん(新4年)は「部長になって付き合いが広がり、グリーの先輩方の存在、パワーを感じることが多い。我々現役も頑張っていきたい」とあいさつした。

新年会では世代ごとに〝歌合戦〟をして、OBは年次別に2班に分かれて「秋のピエロ」(S52卒以前)、「いざ起て戦人よ」(S53卒以降)を演奏。現役グリーは学年別に「夜の海」(新3、4年)、「雨後」(新2年)、「紀の国」(新OB)と力強い歌声を披露し、大きな拍手が起こった。

S52卒以前のOBは「秋のピエロ」を歌った
S53卒以降のOBは「いざ起て戦人よ」を歌った
現役の新3、4年は「夜の海」を演奏
現役の新2年は「雨後」を演奏
新OBは「紀の国」を歌った

OB会から、出席した新OB14人の一人ひとりにグリークラブネクタイや愛唱曲集などの記念品が贈られた。新OBを代表して、澤田和希さん(前部長)が「昨年は四大演奏会のほか、上海演奏旅行など大きなイベントがあり、これまでグリーを築いてきた先輩方の力の偉大さを身にしみて感じた。我々もOBになって現役を支援し、グリーがより素晴らしい団体になるよう頑張って動きたい」とあいさつした。

記念品を贈られた新OB

このあと出席者全員で「紺碧の空」「ひかる青雲」「遥かな友に」、そして最後は横野奏士郎さん(新OB)の指揮で、全員が肩を組んで「早稲田の栄光」を歌って閉会した。

「遥かな友に」を小林昌司さん(H29卒)の指揮、工藤悠一郎さん(S40卒)のソロで演奏
最後は「早稲田の栄光」で締めくくった