5月31日(日)の第11回東京六大学OB合唱連盟演奏会(東京芸術劇場)に向け、稲門グリークラブが演奏する男声合唱組曲「月光とピエロ」(堀口大學作詩、清水脩作曲)の練習が始まった。
1月19日、東京・東陽町の江東区文化センター・レクホールで行われた初練習には、約90人が参加した。早稲田のOB六連実行委員長の井上靖夫さん(S56卒)が指揮者の山脇卓也さん(H10卒、この日は欠席)、練習指揮者の小林昌司さん(H29卒)を紹介。「若いですが、言うことをよく聞いてください」とメンバーに呼びかけ、笑いを誘った。
ワセグリOB会の柿沼郭会長(S53卒)は「月光とピエロは多くの世代が歌った経験があり、それぞれのイメージがあると思うが、今回は山脇組の仲間で歌うイメージを共有したい。新たな『ピエロ』に挑戦するイメージの方がうまく行くと思う。ワンチームになって、本番では早稲田がピカイチといわれるような演奏を聴かせてほしい」と激励した。
練習では、既に暗譜できている人も多くいて、小林さんが楽譜に忠実にハーモニーやリズムを確認しながら、全曲をさらった。
練習終了後、メンバーの有志は飲み会を開き、演奏会の成功を誓い合った。
次回練習は1月25日(土)13~17時、ティアラこうとう(東京メトロ半蔵門線・住吉駅)のリハーサル室で行う。