合唱活動への逆風がなかなか止まないなか、男声合唱団「ジョリーラジャーズ」は1月2日夕方5時30分から、NHK‐Eテレ「びじゅチューン!祝100曲リクエストスペシャル」に出演。アーティストの井上涼さんのヴォーカルとともにコーラスを披露しました。
「びじゅチューン!」(Eテレ 毎週水曜午後7:50~55)は、世界の美術品をユニークな歌とアニメーションで紹介する番組で、5分間の番組の中で、著名な美術作品をテーマにした1分半前後のオリジナルソングを放送しています。オリジナルソングの作詞・作曲・歌、そしてアニメの全てを映像作家の井上さんが制作しています。
ジョリーは番組が始まった2013年当初から、コーラスでレギュラー出演。井上さんのヴォーカルにハーモニーで厚みを付けたり、セリフや掛け声で盛り上げたりしてきました(編曲は全てジョリーの指揮者、吉岡弘行さん)。
今回は、オリジナルソングが100曲に達するのを記念した30分の特番で、いつもは声だけで出演しているジョリーの歌う姿も放送されました。この日ジョリーが歌ったのは、コーラスについて視聴者からの反響が大きかった「噴火する背中」(テーマ:豊臣秀吉所用と伝わる「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」)と、リクエスト第1位の「保健室に太陽の塔」(テーマ:岡本太郎作「太陽の塔」)の2曲。
広いスタジオで15人のメンバーが2列に並び、前後2m以上、左右1m以上離れ、各人の間には透明の仕切りを設置。スタジオの出入り時には手指の消毒、リハーサルでは“歌えるマスク”を着用するなど感染防止対策を徹底して収録は行われました。
通常は5分間という短い番組ですが、子どもたちや若い親御さんの人気が高く、グッズやDVD-BOOK(全5巻)も発売されています。ジョリーとしても盛り上げに一役買うことができて嬉しい限りです。番組は4月以降も継続の予定。コロナ禍でも引き続き感染防止策を徹底して、収録に参加していきたいと思います。 柿沼 郭(S53卒)
*今回出演したメンバーのワセグリOB=柿沼郭(S53卒)、池田浩之(S55卒)、須藤亮(S55卒)、高野恭一(S55卒)、細金雅彦(S55卒)、岩淵靖宏(S58卒)、塚田隆(S58卒)、三浦信(H6卒)