新潟市在住の栗川治さん(S57卒)が、在籍している立命館大学のサイトのトップページにある「キラリと輝く学生 +Rな人」欄で紹介されました=写真。11月下旬には、栗川さんら「+Rな人」のポスターが大学キャンパス内に貼り出されるそうです。
栗川さんは20代で失明し、高校教員を続けながら障害者の運動や研究に携わってきました。2018年に立命館大大学院の先端総合学術研究科に入学し、障害者運動史の研究に取り組んでいます。20年には新潟県視覚障害者福祉協会の創基100周年記念誌で、現存する日本最古の点字図書館と思われる「姉崎文庫」に光を当て、創設者である姉崎惣十郎の業績を明らかにしました。
「+Rな人」のインタビューで、栗川さんは「『障害があるから諦めよう』ではなく『自分のやりたいことはやろう』という姿勢を大切にしています」と語っています。プロフィールでは「趣味は合唱で、(早稲田)大学ではグリークラブに所属。現在は新潟県の市民合唱団で活動を続けている」と紹介されています。
栗川さんの活動は今年、新潟日報(2月3日朝刊)、日本経済新聞(9月2日夕刊)でも紹介されました。(編集部)