早稲田大学グリークラブOBメンバーズのファイナルコンサートが12月24日(日)、ティアラこうとう大ホールで開催されます。 2月25日(土)、最初の臨時練習が東京芸術劇場リハーサル室で行われ、メンバー20数人と本番ピアニストの上杉奈央子さんが参加しました。
ファイナルコンサートは当初、2020年11月に予定していましたが、新型コロナウイルス禍のために延期され、3年越しでようやく始動しました。
まず、笹原優樹さん(S59卒)の指揮で「シューベルト男声合唱曲集」を、音取りを中心に練習。OBメンバーズでは11年前にも歌っていますが、全6曲のうち4曲が新曲ということもあり、苦戦しました。しかし、この日の目標はともかく全曲をさらい、シューベルトの雰囲気に少しでも馴染むことでしたので、所期の目的は達せられたように思います。
次いで山本正洋さん(S57卒)の指揮で、9曲からなる「クリスマスソングズ」。山本さんは「シューベルトに比べれば、“楽勝の湖”でしょ」と皆を笑わせながらの練習でしたが、田中達也先生に編曲していただいた3曲(赤鼻のトナカイ、Christmas Medley、Ave Maria)も含め、よく知られた曲を楽しく歌うのは案外難しいと実感しました。
演奏会ではこのほか、男声合唱とピアノのための「祈りの虹」(新実徳英作曲)を、佐久間宰士さん(S63卒)の指揮、前田勝則先生のピアノ伴奏で演奏します。正式な練習は4月からで、メンバーは引き続き募集中ですので、参加ご希望の方はOB会事務局までお知らせください。