いそべとし男声合唱団、50周年演奏会で温かいハーモニー

いそべとし男声合唱団の創立50周年記念演奏会が11月10日、ティアラこうとう大ホールで開催されました。予定していた須賀敬一先生(S30卒)の指揮がキャンセルになりましたが、須賀先生に師事する横田清文さんの指揮で、「大阪メールクワィアー」も加わって20代から90代までの幅広い世代の約50人のメンバーが、柔らかく温かいハーモニーを披露しました。

演奏後に会場の拍手に応える指揮の横田清文さん

第1部は「いそべ男声の50年を振り返って」と題して、「いざや我等の」「きつねの嫁入り」「いろり」「思い出のリュウデスハイム」「白南風(しろはえ)のうた」と思い出の詩を歌い継ぎ、最後は髙田三郎作曲の「やわらかに」「くちなし」を情感豊かに歌いました。第2部は男声合唱組曲「僕の愛、あなたの夢」(大藤史作曲)から、「しあわせのために」「約束の空へ」など3曲を歌い、来場した大藤史先生からも拍手が送られました。

休憩をはさんで、第3部は「こどもの四季」(磯部俶作曲)を大西紹夫さんの指揮で演奏。そして第4部は「磯部俶作品 珠玉の名詩による男声合唱曲」。再び横田さんの指揮で数多くの合唱団で歌われてきた「時無草」「木せい」「貝殻」「巣」「松の花」を力強く歌い上げました。

アンコールで「遙かな友に」を演奏

アンコールには礒部作品の「ふるさと」(室生犀星作詩)、「遙かな友に」を歌って締めくくりました。

ワセグリOBでは、長田茂さん(S30卒)、河合隆一さん(同)、秋永基さん(S31卒)、石原祥弘さん(S35卒)、板垣滋さん(同)が出演し、元気な歌声を響かせました。