「遙かな友に」誕生の地で顕彰会コンサート

磯部俶作曲「遙かな友に」を記念した顕彰会コンサート(主催・NPO法人日本国際童謡館)が6月11日、歌誕生の地の相模原市で開催されました。ボニージャックスの玉田元康さん(S32卒)、ボニージャックス合唱団などが思い出の歌の数々を披露しました。

ボニージャックス合唱団が「遙かな友に」を聴衆とともに合唱

11日午前、「遙かな友に」の歌碑と誕生の地碑がある緑の休暇村センター前で式典を開催。あいにくの雨模様でしたが、西脇久夫さん(S33卒、故人)が創設したボニージャックス合唱団が「遙かな友に」を歌ったときには雨が一時止み、晴れ間がのぞきました。

歌碑・誕生の地碑の前で合唱(ボニージャックス合唱団提供)

午後には顕彰会コンサートが津久井中央公民館ホールで開かれました。トークショーに玉田さん、磯部俶先生の長男の磯部周平さん、「遙かな友に」を記念した道志川合唱祭を1992年から毎年開催している青根地域振興協議会の関戸正文会長らが出演。関戸さんは「磯部先生、早稲田グリークラブ、ボニーとの縁を大切にして、これからも合唱祭を続けていきたい」と話しました。

コンサートでのトークショー

このあとボニージャックス合唱団が、西脇さんから指導を引き継いだ玉田さんの指揮で、西脇さん作曲の「あなたの笑顔」「そして葉桜のとき」「木綿」(合唱曲集「空とぶうさぎ」より)、磯部先生作曲の「緑の雨江の島」「道志川旅情」を演奏。最後に「遙かな友に」を会場の聴衆とともに歌いました。

ボニーの2人と日本国際童謡館の大庭照子館長(左端)、髙田真理理事長(右端)による歌唱

このほか玉田さんが「慕情」と「男たちの子守り歌」(西脇さん作曲)をソロ歌唱。ボニーの吉田秀行さん、日本国際童謡館の大庭照子館長、髙田真理理事長とともに「小さな木の実」「旅愁」「故郷の廃家」「手のひらを太陽に」などを歌いました。