昭和57年卒同期会、16名が出席してにぎやかに

井口 肇(S57卒)

8月30日—盛沢山なことがあった日。 都心は今年最高気温となる38.5℃を記録、浅草ではサンバカーニバル、石破茂首相はインドのモディ首相と東北新幹線で宮城県を訪問、日本テレビでは恒例の24時間テレビ……。そして稲門グリークラブは早稲田奉仕園にコバケン先生・大室晃子先生をお迎えして練習。そんな日に、池袋で昭和57年卒団(今風に言えば第74代)の同期会を開催しました。卒団同期24名(うち鬼籍に入られた方2名)から15名、さらに夫人を加えた16名が出席。にぎやかな会となりました。

今回の同期会は、今年3月に立命館大学大学院で同時に博士号を取得された安宅望博士(文学)と栗川治博士(学術)のお祝いと、そして闘病を乗り越えて合唱復帰を果たした平田耕造氏の復活祝いを兼ねた会になりました。

開幕はマッキーこと山本正洋氏の指揮によるクラブソング「輝く太陽」。そして締めはもちろん「早稲田の栄光」。H氏による“コバケン先生に褒められた団体の参加者とは思えぬ摩訶不思議な音”が響いていたとの(生)温かい講評もありました。要するに“ヘタくそ”、幸い、貸切スペースで聴衆はいなかったので、ヨシとしましょう。

博士のお二人には、当初「記銘入り金杯」を検討しましたが、昨今の金価格の高騰により断念。代わりに冷酒用グラスを贈呈しました。平田氏には復活祝いとして、日本三大うどんの一角をなす稲庭うどんを贈りました。

博士お二人のスピーチに続く近況報告は「ひとり1分」としたはずが、収まるはずもなく、13名で約50分。話題は「定年後」「体調」「子や孫」と、まさにお年頃の王道テーマで埋め尽くされました。学問に励む人、なお現役で働く人、怠惰な生活を貪る者と、歩みはさまざまですが、髪形や体形は変わっても中身は43年前とあまり変わらない(進歩がない?)仲間たちでした。暑さにも負けず、歌い、語り、笑った一日でした。

来年は我々昭和57年卒業生(とその同期入学者)が卒業後45年目を迎え、ホームカミングデーの対象学年となります。これを機に今回参加できなかったメンバーも加えて、全員集合での同期会を実現できればと思います。来年の再会が今から楽しみです。

それと「還暦会」、我々が最後でコロナ以降ストップしたままだけど、復活にひと肌ぬいでもよいかなと言う声も。一学年下の昭和58年卒はもう65歳。「緑寿(禄寿)会」に改名して復活してもいいのではないでしょうか。

 

出席者(敬称略)=安宅望、荒川勝男、金子真、平田耕造、大場肇、峰尾義穂、山本正洋、栗川治、栗川洋子(栗川夫人)、足立心一、阿部滋、金沢裕之、坪井達也、森田昌弘、古賀繁、井口肇