【ワセグリ送別演奏会】新体制、「航海詩集」で力強い船出

現役生ステージは「航海詩集」を快演

早稲田大学グリークラブの第75回送別演奏会が2月28日夕、三鷹市芸術文化センター風のホールで開催されました。卒団生14人の門出を祝い、現役生が新体制の船出にふさわしい力強い歌声を響かせました。

第1ステージは卒団生・現役生合同のグリークラブ愛唱曲集。今回、2025年度に委嘱した「宇宙戦艦ヤマト」(宮川彬良編曲)、「家族になろうよ」(北川昇編曲)が新たに加わり、ステージアンコールには「鷗 ピアノ伴奏版」(荻久保和明編曲)を、新旧学生指揮者の大倉光琉さん(新4年)の指揮、米屋陽也さん(卒団生)のピアノで演奏しました。

1ステのアンコール「鷗 ピアノ伴奏版」

第2ステージは卒団生ステージ「土曜劇場 光をたずさえて―指揮者は、増えました。―」。卒団生が交互に指揮をしながら、思い出の曲を披露。最後に荻久保和明先生が卒団生のために書き下ろした「惜別の辞」が披露されました。

卒団生12人によるステージ

そして現役生ステージは男声合唱組曲「航海詩集 増補改訂版」(作詞:丸山薫、作曲:多田武彦)を、学生指揮者の大倉光琉さん(新4年)の指揮で演奏しました。増補改訂版は、2008年に早稲田大学グリークラブ創立100周年記念演奏会で委嘱初演された「帆船の子」を終曲に加えて、5篇の詩で構成。船乗りの力強さ、海の壮大さと荒々しさ、若い船乗りが成長していく姿を、40数人のメンバーが圧倒的声量と重厚なハーモニーで歌い、会場から大きな拍手を受けました。アンコールには「音楽」(荻久保和明作曲)を演奏しました。

このあと卒団生も加わって、トップテノールの新旧パートリーダーのゾリによる「遙かな友に」を演奏。ステージストームで「最上川舟唄」「酒頌」、最後に「早稲田の栄光」で締めくくりました。

 

四連、米田覚士氏指揮で「ハレー彗星独白」

    ~六連は「出航!ワセグリ号」を演奏

早稲田大学グリークラブは2月27日、今年の東京六連、東西四連の単独演奏曲を公表しました。

5月3日(日)の第75回東京六大学合唱連盟定期演奏会(府中の森芸術劇場どりーむホール)は創作ステージ「出航!ワセグリ号」(田中達也編曲)を、大倉光琉さんの指揮、清水史氏のピアノで演奏します。

6月27日(土)の第75回東西四大学合唱演奏会(京都コンサートホール大ホールでは)は、2024年の定期演奏会で共演し、25年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した米田覚士氏を指揮者に迎えて、男声合唱とピアノのための組曲「ハレー彗星独白」(作詩:大岡信、作曲:鈴木輝昭)を演奏します。ご期待ください。