
東京稲門グリークラブの第11回定期演奏会が2月28日午後、タワーホール船堀大ホールで開催されました。音楽監督の佐藤拓さん(H15卒)の指揮で、22人(賛助出演含む)のメンバーが金子みすゞの詩による委嘱作品、昭和歌謡メドレーなどを力強く歌い上げました。
委嘱初演作品「金子みすゞが見た景色」(アベタカヒロ作曲)は、金子みすゞの命への真摯なまなざしをたたえた7つの詩で構成。渡辺研一郎氏のきらめくピアノの音色に乗って、日常でのふとした気づき、思わずほほ笑んでしまうユーモアを繊細に表現しながら、「浦の神輿(みこし)」では男声合唱らしい重厚なハーモニーを聴かせました。そして終曲の「星とたんぽぽ」は「見えぬけれどあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」の印象的なフレーズがリフレインして、深い余韻を残して演奏を終えました。

このほか第1ステージで男声合唱組曲「雨」(多田武彦作曲)、第2ステージで男声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」(千原英喜作曲)を演奏。第3ステージは「昭和歌謡 あのうたそのとき」。佐藤美佳さんのピアノ、木下大二郎さん(S48卒)のMCで、会場の笑いと手拍子を誘いながら、「ブルーライト・ヨコハマ」「遠くへ行きたい」「時の流れに身をまかせ」「22才の別れ」「五番街のマリー」「また逢う日まで」のヒットメドレーを歌いました。

アンコールはアベ氏作曲の「最愛」、最後には会場の聴衆とともに「遙かな友に」を歌って閉幕しました。
