稲門グリークラブ・シニア会は11月24日、東京・大手町の日経ホールで開かれた千代田区の第40回コーラスフェスティバルに出演した。18人のメンバーが男声合唱版「唱歌の四季」(三善晃編曲)から「紅葉」「夕焼小焼」を、湯川紘恵さん(東京藝術大学大学院生)の指揮、中西亮さん(同)のピアノで演奏。お馴染みの歌を豊かな声量で情感豊かに歌い上げ、会場から大きな拍手を受けた。
今回は2月に指揮者に就任した湯川さんのデビューステージ。湯川さんの伸びやかな指揮に乗って、メンバーが気持ちよく歌う様子が、会場にもよく伝わった。
演奏後、湯川さんは「皆さん、本当に素晴らしかった。堂々としていて、舞台に出てからのシャンとした姿が印象的でした。歌声も練習の時よりずっと出ていて、すごく良かったと思います」と顔をほころばせた。
演奏後、メンバー有志が湯川さんらを囲んで打ち上げを開き、演奏の成功を祝い、互いの労をねぎらった。