いそべとし男声合唱団演奏会~須賀敬一先生、アンコールを指揮

いそべとし男声合唱団の演奏会が11月13日、ティアラこうとう大ホールで開催されました。当初、音楽監督の須賀敬一先生(S30卒)が指揮する予定だった2ステージは、横田清文氏が代わって指揮。大阪メールクワィアーも加わった30人余りのメンバーが全4ステージを円熟した声で抒情豊かに歌い切りました。須賀先生もアンコールに登場して、「ふるさと」「遙かな友に」を指揮し、会場から大きな拍手を受けました。

聴衆やオンステメンバーから拍手を受ける須賀先生

演奏会は当初、2020年秋に予定されていましたが、新型コロナウイルス禍で2度延期となり、団にとっては18年の創立45周年記念演奏会以来、4年ぶりの単独演奏会となりました。

第1ステージは髙田三郎作曲の合唱組曲「確かなものに」、第2ステージは「いそべとし 子どもの世界」と題して、磯部俶先生が作曲したこどものうたから「たなをつくりましょう」「七五三」「鬼やんま」「りんご」など6曲を歌いました。

休憩をはさんで、第3ステージは「男声合唱による10のメルヘン・愛する歌」(木下牧子作曲)、第4ステージは「いそべとしの抒情」で、須賀先生の編曲による磯部作品を「犀川」「林のなか」「風の四季」「おやすみなさい」と歌い継ぎ、最後は「松の花」で締めくくりました。

ワセグリの先輩、澤登典夫さん(S27卒)から卒寿祝いの花束を受け取る須賀先生
「ふるさと」「遙かな友に」の2曲を指揮

4ステージが終わった後、須賀先生が車椅子で登場。コロナ禍で延び延びになっていた卒寿のお祝いが行われ、ワセグリで先輩にあたる澤登典夫さん(S27卒)から花束を贈られました。そしてピアノ伴奏入りで「ふるさと」「遙かな友に」の2曲を指揮し、聴衆だけでなく、メンバーからも大きな拍手を受け、会場が温かい空気に包まれたまま閉幕しました。