早稲田大学グリークラブのOBと現役が一堂に会する「オールワセグリ新年会」が1月11日、早稲田キャンパスの大隈ガーデンハウスで開かれました。OBと現役約120人が参加して、大いに歌って飲んで交流を深めました。
新年会にはOBが65人、新OB(卒団生)14人、現役35人が参加。学生指揮者の米屋陽也さん(新4年)の指揮で、クラブソング「輝く太陽」を歌って乾杯しました。
OB会の佐々木豊会長(S59卒)は「コロナ禍を経て、現役は人数が増えて活動が充実してきた。OB会も、小林研一郎先生が指揮する9月15日のOB四連に、多くの方が参加して盛り上げていただきたい。この1年、力を合わせて頑張っていきましょう」とあいさつしました。現役の新部長の髙橋良輔さん(新4年)は「今年は部員を100人の大台に乗せたい」と抱負を語りました。
歓談を経て、恒例のOB世代別、現役の学年別の“歌合戦”が行われました。OBは2グループに分かれ、昭和59年卒までのシニア世代が笹原優樹さん(S59卒)の指揮で「秋のピエロ」、昭和60年卒以降が佐久間宰士さん(S63卒)の指揮で「ウ・ボイ」を演奏。現役は新3・4年が「柳河」、新2年が「いざたて戦人よ」を歌い、最後に新OBが「酒頌」を歌って大きな拍手を受けました。
OB会からは新OB一人ひとりにグリークラブネクタイや愛唱曲集などの記念品を贈呈。現役には現役支援金の目録が贈られました。
このあと出席者全員で田中渉さん(H31卒)の指揮で「紺碧の空」、池畑光浩さん(H12卒)の指揮で「ひかる青雲」を歌いました。そして「遙かな友に」は、1951年の初演メンバーで96歳の澤登典夫さん(S27卒)が指揮し、独唱を河合祥太さん(新OB)が務めました。
最後は中川暁登さん(H27卒)の指揮で、全員が肩を組んで「早稲田の栄光」、濱田圭一朗さん(R06卒)のエールで早稲田大学校歌を歌って閉会しました。