コロナ禍での合唱「実験」~お江戸コラリアーずが演奏会

ワセグリの中堅・若手OBが参加している合唱団お江戸コラリアーずは8月16日、コロナ禍での合唱演奏会の可能性を探る小演奏会「お江戸の実証実験~ここからはじまる~」を、八王子市芸術文化会館いちょうホールで開催した=写真。


800人収容のホールで社会的距離を確保するために客席を130席に限定。指揮者の山脇卓也さん(H10卒)をはじめ、オンステした約40人の団員全員がマスクを着用し、1㍍以上間隔を空けて演奏した。
来場者を把握するため、チケットをチケットサイト「カンフェティ」限定で販売。来場客は検温と手の消毒をしたうえで、各自でチケットをもぎって入場し、ホール内ではマスク着用を義務付けられた。
演奏は全体で1時間程度のプログラムながら、15分間の休憩時間を設け、場内の換気を行った。演奏会後2週間、経過観察したところ、団員らに感染はみられなかったという。同団の演奏会は多くの合唱団に示唆を与えるものとなった。 (編集部)