お江戸コラリアーず第19回演奏会~コロナ乗り越え 質の高い演奏披露

ワセグリの中堅・若手OBが参加している合唱団お江戸コラリアーずの第19回演奏会が12月6日、ウェスタ川越大ホールで開催された。山脇卓也さん(H10卒)、村田雅之さんの指揮で、約50人の団員が新型コロナウイルスの感染拡大で活動を大幅に制限された影響を感じさせない、重厚で質の高いハーモニーを披露した。

演奏会は4ステージ構成で、オンステメンバーはマスクやフェイスシールドを着用しない代わりに、2m以上の十分な間隔を空けて歌った。第1ステージはシューベルトの「Gesang der Geister uber den Wassern(水上の精霊の歌)」。この日のために結成された弦楽アンサンブル「アンサンブル・コラリアーず」の伴奏で、荘厳なハーモニーを響かせた。

続くアラカルトステージでは、田中達也氏編曲のピアノ4手版「ペガサス幻想」を披露したほか、自慢のソリスト、ゾリを多数登場させて世界の名曲を演奏し、観客を楽しませた。

ウェスタ川越の大ホール

休憩をはさんで、第3ステージは三群の男声合唱のための 「Song of the Open Road」(松本望作曲)。この曲を委嘱初演した浦和高校のOBでつくる男声合唱団「Le Terre」の27人が友情出演した。最終ステージは 「くちびるに歌を」(信長貴富作曲)を圧倒的なスケールで歌い上げた。

演奏後、山脇さんは客席に向かって「今、合唱活動が難しい時期になっている。夏の実験演奏会は全員マスクを付けてやったが、今回はマスクを取ってやらせてもらった。感情的、情緒的なものではなく、様々な実験を加味してやらせてもらった。ぜひ皆で良い音楽環境を取り戻していきたい」と話した。

第19回演奏会は当初、8月に予定していたが、コロナ禍で12月に延期。約1700人収容できるホールの客席をスペース1席分空け、入場客数を半分程度に抑えて開催した。検温・消毒をして入場した観客は、マスクを常時着用して掛け声は禁止されたが、演奏後にはひときわ大きな拍手が会場を包んだ。