OB四連「夢の意味」の練習始まる

11月7日(日)の第23回東西四大学OB合唱連盟演奏会(東京芸術劇場コンサートホール)に向け、稲門グリークラブは6月27日、対面練習を開始しました。演奏曲は男声合唱とピアノのための組曲「夢の意味」(林望作詩、上田真樹作曲)。指揮者は小林昌司さん(H29卒)で、ピアノに前田勝則先生、練習ピアニストに古門詩帆さんを迎えて、ほぼ週1回のペースで練習していきます。

「夢の意味」の2曲目「川沿いの道にて」からアンサンブル練習を始めた

6月6日から3回のZoom練習を経て、27日午後1時から東山社会教育館(目黒区)で行った初の対面アンサンブル練習には、約20人が参加しました。

ワセグリOB会の柿沼郭会長(S53卒)が「新型コロナウイルスの影響で、今回は各団とも参加人数が限られそうだ。少数精鋭ということで、気持ちをひとつにして、『same picture』、同じ絵を見ながら音楽をつくっていこう」とあいさつ。指揮者の小林さんは「この曲は、コロナ禍で十分な活動ができないそれぞれの思いを投影できると思う。難しい状況の中で集まってくれた方々の力を借りて、頑張っていきたい」と話しました。

対面練習開始にあたってあいさつするOB会の柿沼会長㊨

練習にあたって、メンバーは検温・消毒をしたうえで、マスクを着用して1㍍程度の距離を確保しながら歌い、換気も頻繁にするなどコロナ対策を徹底しています。ただ、今後の感染状況によっては、練習日程が変わる可能性もあります。

練習でのコロナ対策を説明するOB四連実行委員会の井上靖夫副委員長(S56卒)
マスクを着用して、十分な間隔をあけて練習するメンバー

「夢の意味」は2007年、東京混声合唱団が委嘱初演し、翌08年に早稲田大学グリークラブが男声版を第56回定期演奏会で委嘱初演しました。今では女声版、オーケストラ編曲版も含めて多くの合唱団で歌われています。

参加をご希望の方は、OB会サイトの特設ページ、4月27日に送信した一斉メールの参加申し込みフォームからお申し込みください。

練習の様子は可能な限りリアルタイムでZoomにより配信します。特に遠隔地の方は自習にお役立てください。