倶楽部グリー、杉並の中学生とジョイント~若々しい歌声で会場沸かせる

ワセグリの昭和40年前後に卒団したOBで構成する男声合唱団「倶楽部グリー」は9月7日、杉並公会堂大ホールで、杉並区の中学生とのジョイントコンサートを開きました。新型コロナウイルズ禍で3年ぶりの開催となり、参加校は杉並和泉学園だけとなりましたが、久々の孫世代との共演に、約30人のメンバーが若々しい歌声を響かせ、満員の聴衆から大きな拍手を受けました。

第1ステージは倶楽部グリーが工藤悠一郎さん(S40卒)の指揮、永井みなみさんのピアノ伴奏で、「さらば青春」「シクラメンのかほり」「卒業写真」などのポップス曲を演奏。すっかりお馴染みとなったMCの南方昭彦さん(S45卒)がユーモアや時事ネタ、自虐ネタを駆使したトークで会場を大いに笑わせました。最後は十八番の「1970年代フォークソング・メドレー」を歌って締めくくりました。

第2ステージは和泉学園中学部合唱部が、今年度のNHK全国合唱コンクールの課題曲「Replay」、組曲「クレーの絵本第1集」から4曲を演奏。このあと小学部の児童と倶楽部グリーも加わり、工藤さんの指揮で「Believe」を歌いました。

2ステの最後に工藤さんの指揮で「Believe」を演奏

第3ステージで熱唱する倶楽部グリー

最後は全員で「ほらね, 」を歌って閉幕しました

休憩を挟んで第3ステージは、倶楽部グリーが「岬めぐり」「ふるさとは今もかわらず」などの名曲(歌い慣れた曲?)を熱唱。「熱き心に」「この街で」「広い河の岸辺」では、ソリストが登場して素晴らしい歌声を披露するたびに、大きな拍手が起こりました。そしてアンコールで「いのちの歌」を演奏しました。最後には再び小中学生が加わって、東日本大震災の応援歌として生まれた「ほらね、」を歌って閉幕しました。