【近況・遠境】若旦那はグリーメン ~池袋「割烹吉野」

板場に立つ岡山幸一郎さん

東京・池袋駅北口の繁華街を抜けた静かなビル街に佇む「割烹吉野」。暖簾をくぐると、突然世界が変わったかのような洗練された和の空間が広がる。気さくな笑顔で迎えてくれるのは、H13卒で部長を務めていた岡山幸一郎さん。お父様とともに店を切り盛りする創業17代目の若旦那だ。
「メニューはお客様の顔に書いてあります」。そう話す岡山さんの包丁さばきはすっかりプロの腕前。店にメニューはなく、築地で直接仕入れる旬の食材を季節感あふれる日本料理のコースに仕立ててくれる。
そのこだわりの味ゆえに「吉野」には常連が多く、風雅な店内は意外にもアットホームな雰囲気。もちろんグリーOBの利用も多く、これまでも同期会やパトリ会、部長会といった会合のほか、岡山さんの人柄に惹かれて個人で訪れるOBも多い。
カウンター越しの会話は料理のことからワイン、音楽の話へとどんどんふくらむ。伝統を受け継ぎ、プロフェッショナルの道をゆく岡山さんに乾杯!

▼割烹吉野
TEL 03-3982-4547
東京都豊島区池袋2-51-1 ビラアコルデ1F Webサイト
・コース5千円から(要予約)
・混雑具合により合唱可

 村上政道(H03卒)