2018稲門祭 秋空の下、94人が参加

2018稲門祭が10月21日に開催され、早稲田大学グリークラブOB会から94人がイベントに参加した。

大隈講堂での稲門祭オープニングセレモニーには、グリー、早混、早大合唱団の3団体のOB・OG、ホームカミングデー参加者の有志らが参加。北浦悟さん(S49卒)の指揮で校歌、「紺碧の空」「早稲田の栄光」を歌った。

早稲田キャンパス10号館で開いた稲門音楽連盟主催の音楽祭では、北浦さんの指揮、本多行昭さん(S49卒)のMCで、校歌や応援歌のほか「ふるさと」「いざたて戦人よ」「遥かな友に」を演奏した。

さらに新企画として、少人数で歌い始めて徐々に人数が増えて大合唱になる「フラッシュモブ」に挑戦。「紺碧の空」「ひかる青雲」「U Boj」「早稲田の栄光」を披露して、キャンパスを訪れた多くの来場者を楽しませた。

このほか倶楽部グリーが前夜祭、ボニージャックス結成60周年記念コンサートに出演。小野講堂でグリークラブの紹介掲示を行った。

大隈講堂でのオープニングセレモニーで他団体と合同で演奏

少人数で歌い始めて大合唱になる「フラッシュモブ」を多くの人が聴き入った

S49卒、幹事役で団結  「フラッシュモブ」好評

今年の稲門祭は、グリークラブOB会の本来の演奏幹事である卒業後25年の平成6年卒が都合悪く、その役割は同じホームカミングデー年次の昭和49年卒にお鉢が回ってきました。同期の指揮者、北浦悟が快諾してくれました。

そこで我々は幹事団(北浦悟、北尾直樹、佐久間裕一、本多行昭)を結成し、準備を進めました。「早稲田祭は現役のお祭り、稲門祭はOBのお祭りなので皆で楽しみましょう」を合言葉に、参加者を募集したところ、なんと延べ94名のOBが参加してくれました。

稲門祭のオープニング演奏では大隈講堂の裏口に長く待たされ、進行の稚拙さはいつも通り。観客よりグリーの人数の方が多かった単独演奏。初めて企画したフラッシュモブに参加した同期トップの荻原剛は「歌いながら、抜けるような青空の下、大隈銅像越しに講堂を見ながら皆さんと歌ったシーンはずっと記憶に残るでしょう」との感想をメールで送ってきました。

二次会も楽しかった。場所は大隈会館近くの中国料理「福源」。二次会のみに参加したバリトンの池田哲郎は「非常に有意義で楽しく、皆さん大成された変化に感激した」と後日メール。安くて美味しい料理を味わいながら、同じフロアにいた応援部OBと思しき方々とエール交換するサプライズも。天気も味方して、早稲田、早稲田で楽しんだ一日でした。

最後に、お忙しい中参加してくださった全員の皆さんに感謝です。特に恐らく今後そろうことのないであろう49卒メンバーにーー。

(T1小高徹、荻原剛、本多行昭 T2亀山哲、佐藤敏男、 B1 大谷恒久、佐久間裕一、多奈部純一、細田泰造、池田哲郎 、B2 北浦悟=夫人同伴、北尾直樹、小黒康夫、高田勝郎の計15名)

本多行昭(S49卒)

永楽倶楽部で開かれた稲門祭前夜祭で演奏する倶楽部グリー
倶楽部グリー、ボニージャックスのコンサートに賛助出演

前夜祭でも演奏、ボニーと共演

稲門祭の前夜祭が10月20日、永楽倶楽部で開催され、倶楽部グリーがOB会を代表して出演した。2年前に続く出演で、2ステージ構成。丸山美雄(S42卒)の指揮、永井みなみさんのピアノ、MC中嶋勝彦(同)で、第1部は「慕情のテーマ」「Carpenters Medley」など4曲を披露。第2部は「シクラメンのかほり」「もしもピアノが弾けたなら」など4曲を演奏、客席の希望で「遥かな友に」を歌い好評を得た。

稲門祭では、ボニージャックス結成60周年演奏会にマンドリン楽部、交響楽団、応援部吹奏楽団のOB団体とともに賛助出演。「神田川」「遥かな友に」でバックコーラスを務めた。単独演奏では丸山の指揮、山中麻鈴さんのピアノで「Carpenters Medley」「チャンピオン」を歌った。    若杉進二(S45卒)