新元号「令和」になって最初の稲グリ新聞をお届けします。新しい時代に入り、さらに充実した紙面作りに努めたいと思います。
▼「ビューティフル・ハーモニー」。外務省は「令和」の意味を外国政府に説明する際、使用する英語を在外公館に指示しました。「令」を「オーダー=命令、秩序」と訳す海外メディアが多かったのを受けた措置で、しきりに「美しい調和」と強調しています。
▼ともあれ、令和の時代にワセグリOB会も、より調和のとれた組織になっていく必要があります。新しい時代は必ずしも明るい展望ばかりではありません。少子高齢化、地域社会の空洞化、雇用の流動化、忍び寄る貧困、無縁社会など、気が滅入るような重い課題が数多く横たわっています。
▼それでも、様々な世代、異なった環境にいるOB一人ひとりに居場所があり、それぞれが輝けるようなコミュニティーでありたいものです。稲グリ新聞やOB会のサイト、SNSはその〝ライフライン〟として、希望の灯を少しでも灯していけたら、と思っています。春は異動の季節、転居された方も少なくないでしょう。住所変更は編集局にご連絡頂けたら幸いです。