横浜稲グリが第10回定演 ~ 思い出の曲を情感豊かに

横浜稲門グリークラブは6月14日、第10回定期演奏会を横浜みなとみらいホール小ホールで開催した。1996年の結成から節目となる10回目の定演に23人がオンステし、思い出の曲を柔らかいハーモニーで情感豊かに歌い上げて、ほぼ満席の400人近い聴衆を楽しませた。

第1ステージは加藤治信さん(S38卒)の指揮でミュージカル「南太平洋」から5曲、第2ステージは吉村幹郎さん(S41卒)の指揮で男声合唱組曲「心の四季」(須賀敬一編曲)から6曲を、いずれも恩田佳奈さんのピアノで歌った。

第1ステージ:ミュージカル「南太平洋」から
第3ステージ:「もう一度うたいたい歌たち」

第3ステージは「もう一度うたいたい歌たち」と題して、過去の定演の演奏曲から選んだ9曲を、加藤さんと吉村さんの指揮、恩田さんのピアノ、大川邦之さん(S42卒)のMCで演奏。「Finlandia-hymni」「Die Nacht」で始まり、北原白秋の詩による「びいでびいで」「野焼きの頃」、黒人霊歌の「Little Innocent Lamb」「Swing Low,Sweet Chariot」「Soon Ah Will Be Done」と歌い継ぎ、磯部俶先生作曲の「横浜はじめて物語」で締めくくった。

アンコールは黒人霊歌の「Dry Bones」を“鳴り物”入りで演奏し、最後は「遥かな友に」を会場とともに歌って閉幕した。

最後は「遥かな友に」を会場の聴衆とともに歌って終演した

【横浜稲グリ オンステメンバー】

Top Tenor:中山寛(S31卒)、堀内啓吉(S37卒)、加藤治信(S38卒)、北村勝昭(S38卒)、鈴木賢一(S40卒)

Second tenor:長井秀行(S35卒)、稲山輝機(S40卒)、三雲孝夫(S40卒)、山田靖二(S42卒)

Baritone:村主一彦(S35卒)、高梨清志(S35卒)、島村稔(S36卒)、三巻義夫(S37卒)、山本信(S41卒)、熊谷恒人(S47卒)

Bass:浅井光雄(S35卒)、板垣滋(S35卒)、宮地和夫(S35卒)、石川理(S36卒)、鹿島田秀夫(S36卒)、杉浦忠武(S37卒)、中澤亨(S39卒)、吉村幹郎(S41卒)