リンゴを食べて合唱の火を灯し続けよう~石田観光農園に注文100口超す

リンゴを食べて合唱の火を灯し続けようーー。早稲田大学グリークラブが40年余りにわたって夏合宿でお世話になっている群馬県北軽井沢の石田観光農園を、リンゴを購入して支援しようというプロジェクトが進行しています。昭和56年卒有志が中心になって各代に呼びかけ、ワセグリOBからの注文は11月上旬時点で100口を超えました。

石田観光農園

石田観光農園は毎年夏、ワセグリをはじめ高校・大学の合唱団十数団体の合宿を受け入れています。しかし今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、合宿はすべて中止となり、リンゴ狩や野菜狩の観光客も激減して苦境に陥っています。
そこでOB有志が9月下旬に「少しでも助けになれば」とリンゴの購入を申し出て、古城真一さん(S56卒)が取りまとめ役になり、11月末まで注文を受け付けています。価格は5kg2500円、10kg4000円(送料別)。リンゴの申込書は、AWネットを通じてOBの皆さまに配信しています。

北軽井沢は標高が高いため、リンゴの身が締まって蜜が濃い特長があります。今の時期は「むつ」「たかね」「わせ富士」などがお薦めだそうです。

石田俊雄さん(前列中央)

代表の石田俊雄さんは「感謝の気持ちでいっぱいです。ワセグリがなかったら合宿所をやめるよ、と周囲に言っています」と話しています。

ワセグリの心のふるさとともいえる石田観光農園には、いつまでも頑張っていただきたいと思います。