コバケン演奏会の練習始まる~「初心に帰って謙虚に真摯に」

早稲田大学グリークラブOB会創立70周年記念「コバケンが振る 稲門グリークラブ演奏会vol.2」に向けた練習が8月20日、始まりました。2023年3月12日(日)のサントリーホールでの本番まで約7カ月間、ほぼ毎週末に「さすらう若人の歌」「月光とピエロ」「水のいのち」の3曲の練習をしていきます。

佐藤拓さんは「水のいのち」の1曲目から練習をスタート

8月20日夜、東京・池袋の東京芸術劇場リハーサル室Lで行った初練習には約70人が参加。練習開始にあたって、OB会の柿沼郭会長(S53卒)は「130人を超える人数が小林研一郎先生の指揮で満員のサントリーホールを鳴らす――。考えただけでワクワク、ドキドキします。今回、小林先生はどのような音楽を求め、我々はどう応えていけばいいのか。『前に歌ったことがあるから参加する』のではちょっと気軽すぎる。初心に帰って改めて譜面を良く読んでいただき、謙虚に真摯に音楽に向き合うようにしてください」とあいさつしました。

練習開始にあたってあいさつするOB会の柿沼郭会長
練習など今後の運営について説明する実行委の津久井竜一副委員長(左)

70周年記念演奏会実行委員会の津久井竜一副委員長(H01卒)が、現時点で133人のエントリーがあり、今後も増える見通しであることを報告。コロナ禍を考慮して、当面はマスクを着用したうえで練習することに理解と協力を求めました。

今回も古門詩帆さんに練習ピアニストを務めていただきます

このあと佐藤拓さん(H15卒)の指揮で、「水のいのち」の練習に入りました。

佐藤さんは「前回の演奏会から10年もたつと人も変わるし、小林先生も変わっているはず。ゼロから始めるつもりで練習してください」と話しました。最初に1曲目を通した後「私の下振りでは楽譜の通りにしていただきますが、小林先生の『編曲』が必ず入ります。それに耐えられるだけの下地を作っておきたい」とメンバーを笑わせながら、練習は終始和やかなムードで進みました。

「ゼロ」からの取り組みを求めた佐藤拓さんの練習

「コバケンが振る 稲門グリークラブ演奏会vol.2」はまだまだ参加者を募集しています。ワセグリOB会ホームページの参加申し込みフォームから申し込みできます。参加申し込みやお問い合わせは、稲グリ新聞編集部(090-8805-9088)にいただいても構いません。