DonKusak合唱団、パワフルな歌声健在

ワセグリOBらで構成するDonKusak合唱団が7月1日、4年ぶりとなる第27回自前音楽会(入場無料)を目黒区民センターホールで開催しました。14人のメンバーが、宍戸誠さん(H05卒)と永島健一さんの指揮、西川秀人氏のピアノで、少人数のハンディを感じさせないパワフルな歌声を披露しました。

第1ステージの日本民謡集は「四つの仕事唄」より「囃し田」を皮切りに、「北国の歌」より「田植歌」、「こきりこ」「そうらん節」「刈干切唄」「八木節」など難曲ぞろいの民謡を、見事なソロも交えながら重厚なハーモニーを聴かせました。

第2ステージの「レ・ミゼラブル」より「民衆の歌」

第2ステージは「夜も昼もミュージカル」と題して、「メリー・ポピンズ」より「チム・チム・チェリー」、「レ・ミゼラブル」より「民衆の歌」などを演奏した後、高校生タレントの新條月渚(るな)さんが「アナスタシア」より「過去への旅」を歌って花を添えました。

新條月渚さんが「過去への旅」を歌って花を添えました

このあと少し脱線?して植木等メドレーに移り、「ゴマスリ行進曲」「シビレ節」、もはや歌詞が演奏禁止レベルの「そうだそうですその通り」をユーモラスに演奏。最後は「南太平洋」の「Bali Hai」で無事着地しました。

第3ステージの「ジプシーの歌」(A.ドヴォルジャーク作曲)

第3ステージは「ジプシーの歌」(A.ドヴォルジャーク作曲)。通常はテノールが担当する冒頭のソロをバリトンの佐藤昌弘さん(H06卒)が歌うなど、合唱団としては型破りな“離れ業”を披露しながら圧倒的なffで締めくくり、大きな拍手を受けながら閉幕しました。