ワセグリOBらで構成するDonKusak合唱団が6月22日、第28回自前音楽会(入場無料)を目黒区民センターホールで開きました。今回も16人のメンバーが、少人数と感じさせないパワフルな歌声で、聴衆を楽しませました。
第1ステージは「アイヌのウポポ」(清水脩作曲)を、宍戸誠さん(H05卒)の指揮で演奏。第2ステージは「世界の国からこんにちは」と題して、世界各地の名曲を宍戸さんと永島健一さんの指揮、西川秀人さんのピアノで歌いました。
曲の多くがメンバーによる編曲で、「マライカ」(アフリカ民謡)から始まり、「エルサレム」(イギリス)、「ムーラン・ルージュの歌」(フランス)、「ベサメ・ムーチョ」(メキシコ)、「カタリ・カタリ」(イタリア)を演奏。中でも、大ヒットしたインド映画「RRR」の「ナートゥ・ナートゥ」などのメドレーは、有名な高速ダンスこそなかったものの、独自の振付で難解なテルグ語の歌唱に挑戦しました。
第3ステージは「季節へのまなざし」(荻久保和明作曲)を、圧倒的な声量でドラマティックに歌い上げました。アンコールは「フィンランディア」と「Every time I feel the spirit」で、三浦信さん(H06卒)のソロに一際大きな拍手が起こりました。
決して若いとはいえないメンバーから、多くのパワーをいただいた演奏会でした。