お江戸コラリアーず会津演奏会~歌を通じて故郷で交流

小林昌司(H29卒)

3月17日、合唱団お江戸コラリアーず(おえコラ)の「ミニコンサート2024 in会津」が、福島県会津若松市の會津風雅堂で開催されました。おえコラには指揮者の山脇卓也さん(H10卒)をはじめ、ワセグリOBが多く所属しています。今回のコンサートには小林亮さん(H12卒)、坂巻賢一さん(H15卒)、加藤翼さん(H24卒)、今井啓誓さん(R05卒)、米屋陽也さん(現役3年)、私の計7名がオンステしました。

コンサートの直前に出演者全員で記念撮影(おえコラの「X」から拝借しました)
楽屋での筆者㊧

今回のコンサートは、会津地域の若い世代に合唱の魅力を伝えるという目的で企画されました。会津は合唱の盛んな地域ですが、男性に限れば高校共学化の流れもあり、年々合唱人口が減っています。私自身は小学生のとき、ワセグリの会津演奏旅行で初めて男声合唱に触れて強い衝撃を受け、中学校から合唱部で活動を始めました。それが今も合唱を続けている原動力になっています。自分のように生の演奏を聴いて影響を受ける子が1人でもいてくれたら、と思いステージに上がりました。

舞台袖での出演者

コンサートは全5ステージで、おえコラはワセグリが2022年に委嘱初演した上田真樹「心の決めたところへ」など3ステージ。残りは地元高校生によるステージと、おえコラ・地元高校生の合同ステージでした。いずれも熱演で、特に合同ステージの最後に歌った福島発祥の曲「群青」は盛大な拍手が会場全体に響き、感動に包まれました。歌を通じた故郷での交流、得難い機会でした。